ミーメのストーカー。バドの日記
『ミ・・ミーメ・・・・』
バドは今日もミーメのストーカーをしていた。
「行きましょう!こんなの時間の浪費だわ!」
「いい感じだわ!」
フェイト(シド)、クリフ(ジーク)、アルベル(バド)、ロジャー(フェンリル)
ソフィア(アルベリッヒ)、マリア(ミーメ)、スフレ(フェンリル) |
『ハァ・・・血が吸いたい・・・・・』
『だったらジークの血でも啜ってこいよ。あいつなら喜んで吸わせてくれるだろ?』
『いや、それはそうなんだけど、毎回同じ血ばかり吸っても飽きちゃうんですよ兄さん!俺は兄さんのその白いうなじにかぶり付きたい!!』
『うわっ!?やめろって!おい!?」
』 |
『俺の・・・・俺のミスだああああ!!!』
|
『ハーデス様・・・実は貴方様にお話したいことがございまして・・・・』
『なんだ、ヒュプノス、申してみよ?』
『はっ・・・・実はハーデス様、私は貴方のことを・・・・・』
『なに!?余のことが欲しいと、そう申すか!?』
『はい、ハーデス様・・・・私は貴方のことが欲しいのです!どうか私だけの物になってはいただけませんでしょうか?』
『・・・ふむ。突然そのようなことを言われても困るのだが・・・・ヒュプノスよ、何ゆえ余が欲しいのだ?』
『そ・・・それは・・・・・』
頬を染めるヒュプノス。
実はハーデスは神なので、その身は清いままだ。
そして真面目なヒュプノスもまた、清い体だった。
そもそも神であるヒュプノスが、その辺の人間の女に興味など覚える訳もなく、だからといって、タナトスの方は平気でニンフ達と不純異性交遊をしている有様だしで、身近にイイ人がいないのだ。
清廉潔白なヒュプノスは、もちろん穢れ切ったタナトスなどお断りだし、やはり同じ清廉潔白で穢れの無いハーデスだけが、彼にとっては唯一の相手だった。
『パンドラよ・・・実はヒュプノスから余が欲しいと告白されたのだが、余は一体どうすればよいのだ?』
ハーデスは、パンドラに相談していた。
『ハーデス様・・・なにも悩み戸惑う必要はございません。そのヒュプノスの告白を素直にお受けなさるのがよろしいかと・・・・』
『なに?ヒュプノスの告白を受けろと、そう申すか?』
「はい。私もハーデス様には、ヒュプノスのような清廉潔白なものが相応しいと考えていました。ヒュプノスならば、必ずやハーデス様を幸せにしてさしあげることができるでしょう」
「ふむ、そうか。」
パンドラの言葉に、なにやら真剣に考え込むハーデス。
「そうか、余を幸せにできるのはヒュプノスであったか。」
|
『なあなあ、なんか俺、足がスースーするんだけど、これ、なんのためのヒラヒラなんだ?』
ピラッ!
と、フェンリルが、自分の超ミニのスカートをめくって見せた。
途端、純白のパンツが目に眩しい
『こら!フェンリル!スカートをめくるな!!』
すかさずジークフリートがフェンリルに注意を施す。
『なんでだよ?別にいいだろ?』
『よくないわ!まったく、公衆の面前で無闇に下着を見せおって、恥かしくないのか?』
『いや、この格好してる時点で、すでに恥かしいのだが・・・・』
ハーゲンが、自分の格好を見下ろして、頬を染める。
『あら、そんなことないわよハーゲン!私はあなたのその格好、とても好きよ』
『本当ですか、フレア様!?』
フレアに褒められて、ハーゲンは嬉しそうに顔を輝かせた。
その様子を側で見ていたミーメが一言呟いた。
「こいつら、バカだ・・・・・」
「セーラーマーキュリーは、頭脳明晰で短髪のアルベリッヒが相応しい」
「セーラーウラヌスにはバドかシド、ネプチューンにはウェーブヘアのジークフリートがお似合いだ」
「最年少のフェンリルは、セーラーサターン」
「色黒のハーゲンは、セーラープルート」
「美しいミーメは、セーラービーナス」
|
アンダー・ワールド
あんだー・わーるど
吸血鬼(ヴァンパイア)・シドvs狼男(ライカンスロープ)・バド
淫魔(サキュバス)・ミーメ
魔女(ウィッチ) |
もうすぐ、俺と兄貴の誕生日の日が近づいてきたな。
兄貴はああ見えて、黄金連中に結構ウケがいいからな、今年も聖域でアテナ主催の黄金聖闘士お誕生日会でも開いてもらえるかもな。でも俺はどうせ呼ばれないんだろ?
お前はポセイドンを誑かしただの、海闘士の連中に祝ってもらえだの、また俺をのけ者にして
くそ、見ていろよ、サガ!いつか俺の下で泣かせてやる!!
ほう、なにか言ったか?カノンよ
げっ、サガ!?いつの間に!
いつの間にって、さっきからいたではないか。なにをボケているカノン?
|
双児宮にシャカが突然訪ねて来た。
『サガよ、このシャカが直々に君に会いにきてやったぞ、感謝したまえ』
『いきなり人の宮に訪ねて来て言うセリフがそれか!?それに俺はサガじゃねえ!!カノンだ!!』
シャカがサガだと勘違いしていた男は、サガの双子の弟・カノンだった。
『なに!君はカノンか!?なぜ君がここにいる?』
『別にいいだろ、俺がいてもさ。それとも俺が兄貴に会いに来ちゃいけないってのか?』
『いや、それは別に構わんが』
|
『ミーメ・・・・いいのか?』
『当たり前だろ?私の全ては君のものだ!君の好きにしてくれて構わない!』
『分かったよ、ミーメ・・・』
そして、
バドは、ミーメに優しくキスして、舌を絡ませ、彼の奥深くへと入れてきた。
そして段々、いつにもなく、激しくなるディープキス。
バドはミーメを激しく強く求めてくる。
ミーメもそれに応えるように。
バドにキスされてる、ただそれだけで、ミーメはすでに腰砕けになりそうだった。
そのまま、ベットの上、ミーメの上に跨って、バドは彼を優しく強く抱き締める。
もう2度と、自分から離れないよう、きつく。
ミーメの身も心も全てはバドのものなのだ。
もう2度と、他の奴には渡さない!
バドは激しく強くミーメを求めて抱いた。
|
| ヒルダに、神闘士の中で誰か1人を殺せと命ぜられ、バドは・・・・ |
ミーメの元へ・・・
廃墟後で竪琴を弾いているミーメの元へと、バドはやってきた。
『・・・ミーメ・・・・』
『・・・君か・・・私になにか用か?』
『・・・ヒルダ様の命により、悪いが死んでもらう』
『フッ、面白い。殺れるものなら殺ってみるがいい』
ミーメは、バドの突然の抹殺命令にも動じることもなく、依然竪琴を奏でていたが、その旋律が今までと多少変わった。
その旋律を聞き、バドも警戒したが、もう遅かった。
『さあ、その耳で聞くがいい、魔の旋律を・・・!ストリンガーレクイエム!!』
『なにい!?』
途端、ミーメの竪琴から細い弦のようなものが、バドめがけて絡みついてきた。
それを振り払うバド。
『フッ、無駄だよ、もがいても、その弦は多少のことでは切れない。もがけばもがくほど君の体を徐々に締め付けていくだけさ』
『くっ・・・!!』
バドは成すすべもなく、ミーメのストリンガーレクイエムによって、その体を締め付けられていった。
『はは、さあ、お遊びはここまでだ、そろそろ止めといこうじゃないか』
ミーメは、バドに絡みつく弦を、指でそっと弾こうとして、ふと動きを止めた。
『どうした・・・ミーメ?・・・止めを刺すんじゃなかったのか・・・?』
『ふん、それもいいけど、でももうお終いじゃ、あまりにも呆気ないし面白くないじゃないか?せっかく私と遊んでくれるっていうんなら、もっと楽しまないとね!』
『別に俺は・・・お前と遊びに来た訳じゃないんだがな!お前を殺す為に来たんだ!』
『はっ、よく言うよ。縛られてなにもできないくせに』
『・・・・くっ』
『さあ、どうしてくれようか?そうだバド・・・なぜ私を殺しにきたんだい?』
『言ったろ、ヒルダ様のご命令だからだ!』
『ふーん、それで私を殺しに来た訳か、でも私じゃなくても他の神闘士でもよかったはずだ、なぜ私を選んだんだい?』
『お前は・・・危険だから・・・なにを考えているのか分からないし・・・・ともすれば、ヒルダ様を裏切るかもしれない。だから・・・』
『へえ、でもそれは君にも当てはまるんじゃないのかな?』
『なに?』
『君だって、ヒルダ様に対する忠誠心は、そんなにないんだろう?いつ裏切ってもおかしくないだろ?』
『・・・確かに・・・俺の忠誠心なんざ、ジークフリートやハーゲンやトールに比べたら、ないのかも知れない・・・だが!少なくてもお前ほどではないと思うがな!』
『ふん、それじゃあまるで、私に忠誠心がないような言い方だな、癇に障る』
『現にそうだろ?大体お前は、普段からなにを考えてるのかも分からん、得体の知れない奴だしな!』
『・・・君だって、似たようなものじゃないか?シドの影でしかなれない自分を呪い、いずれシドを殺そうとしている・・・、私にはそう見える』
『なっ!?』
図星だった。
確かにミーメの言う通りかもしれない。
バドは・・・シドの影でしかなれない己が許せず、いつか、シドを殺し、自分が表舞台に立てる日を望んでいる。
自分の心の奥を見透かされたようで、内心焦るバドを一瞥すると、ミーメは
『さあ、おしゃべりはここまでだ。そろそろ死んでもらおうか・・・』
と、バドの首に巻かれた弦を、指でピンと弾こうとした、まさにその時!
『待て!ミーメ』
『なんだ、バド?、今更命乞いか?』
『ふん、誰がそんな無様な真似をするか!俺はただ、お前に言っておきたいことがあるだけだ!』
『へえ、なんだい、言ってみな』
『なら言うが・・・ミーメ、お前に人は殺せない』
『なっ!?いきなりなにを言うんだ君は!?』
ミーメは明らかにバドの言葉に動揺を隠せないでいた。
『フッ、動揺しているようだな、ミーメ?』
『黙れ!私は君を殺すことなんか簡単だ』
「はたしてそうかな?」
バドは依然として余裕の表情を浮かべている。
今のこの状況を分かっていないのだろうか?
|
シドは考えていた。
如何にしてバドをオトそうかと。
そして今夜・・・・
『バド先生・・・・いや、兄さん・・・・』
『シドか?どうした?』
『実は兄さんに、ぜひ教えていただきたいことがありまして』
『俺に・・・?』
『はい、兄さんでなければダメなのです』
『なんだよ、一体?』
『それは・・・・俺の、この体の高ぶりを、どうすれば静めることができるのかということです・・・・』
『は・・・?』
『兄さん・・・俺は、兄さんを見ているだけで、そのお側にいるだけで、体が熱くなって、どうにも我慢できなくなってしまうのです!』
『な、なにがだよ!?』
『はぁ、はぁ、に、兄さんが欲しいんです!!』
『お、おい、シド!?』
シドはバドをいきなり診察台の上にガバッと押し倒した!
『に、兄さんの体中を診察したい!!』
『や、やめろって、シド!!』 |
バドは、ジークフリートの元へ
『・・・ジーク・・・、ヒルダ様の命により、お前の首、貰いに来たぞ!』
『・・・バドか・・・フッ、面白い、大方、ヒルダ様に命じられてとはいえ、まさか私の元へ来るとはな。お前とは一度、手合わせしてみたかったのだ。丁度いい機会だ。お前に私が倒せるかどうか、試してみるか?』
『ふん、望むところだ。負けて吠え面かくなよ!』
『それはこっちのセリフだ。行くぞ!』
お互い手加減なしで激しくぶつかり合うジークフリートとバド。
『シャドウバイキングタイガークローウ!!!』
バドの鋭い爪がジークフリートを切り裂く。
『』 |
フェンリルは、森でギングたち狼と一緒に寝ていたが。
ふいにギングが耳をピンと立てて、上体を起こした。
それに気付き、フェンリルも目を醒ました。
『・・・ん・・・?どうした、ギング?』
心配するフェンリルを安心させるように、ギングは彼の顔をペロリと舐めた。
『ハハ・・くすぐったいな!』
|
「うーん、ヒマね・・・・」
その日、アテナはヒマだった。
「なにか面白いことはないのかしら?」
たとえ女神アテナといえど、実際はまだまだ遊びたい盛りの14歳の少女なのだ。
「でも、ここにはむさいおっさんしかいないのよね・・・」
14歳のピチピチのアテナにとって、20歳以上の黄金聖闘士たちは、皆おっさんだった。
「ふう、もっと若い男の子はいないのかしら?」
と、その時!
「失礼いたします、アテナ。なにかお変わりはありませんか?」
アテナにとって、おっさん第一号である黄金聖闘士、その名もスコーピオンのミロが、たびたびアテナの様子を見に来きたのだ。
「まあ、ミロ。どうしたのですか?」
「いえ、アテナの御身に、なにかお変わりはないかと」
「ええ、わたくしは大丈夫です。それよりミロ」
「はい?」
「わたくしヒマなのです。しばらく遊び相手になってくれませんか?」
「はあ、アテナのご命令とあらば、このミロ喜んでお相手つかまつりますゆえ」
「ふうう・・・嬉しいわあ」
その時、アテナの浮かべた微笑に、若干危険なものが含まれていることにミロは気づかなかった」
そして・・・
「ねえ、ミロ、実はあなたに聞きたいことがあるのです。よろしいかしら?」
「はっ、わたしでよければなんなりとお聴きください」
「そう、じゃ、遠慮なく聞かせていただきますけど、ミロは、この聖域に誰か好きな人はいますか?」
「ハ?、好きな人ですか・・・・?」
「ええ、」
アテナは興味津々というように身を乗り出してきていた。
「ねえ、誰なのですか?」
「そっ・・・それは・・・・・・」
なぜか口ごもるミロ。
「わたくしには言えないことなのですか?」
「いえ、そういうわけではありませんが・・・・」
「もう、じれったいですね、さっさと白状なさいな!」
「いや、そんなこと言われましても、こればかりは・・・・」
ミロは困ったように
「ま、だいたい想像はつきますけどね」
「え?」
「ずばり言いますわ。カミュでしょ?」
ギクっ!
図星だった。
|
『兄さん・・・・』
『?どうした、シド?』
『いえ・・・』
『・・・へんな奴だな。言いたい事があるなら素直に言えよ』
『・・・なら言いますが、俺が兄さんのことを好きなことはご存知ですね?』
『あ、ああ、まあな・・・』
「そのことなんですが、実は、他に好きな人ができたと言ったら、兄さんは怒りますか?」
「なっ、なにい!?
|
ミーメと2回不倫後、ジークフリートとも3回ヤッて、そうとう疲れて眠っていたシドだが、夜中、ふと目を覚ますと、
『・・・シド』
『にっ、兄さん!?』
なぜか隣に寝ていたのは、ジークフリートではなく、バドだった。
『兄さん!なぜここに!?』
いきなり隣に兄が寝ててびっくりのシドだったが、バドはそんなこと気にしてないようで、シドを熱っぽく見つめている。
『ふん、そんなこと気にするな。それより、シドは・・・・可愛いな・・・・』
『・・・え?』
『やはり俺の弟だからな、可愛いと思うのは当然か・・・・、それにしても・・・お前をジークにやるのは勿体無いな・・・』
『な、なに言ってるんですか、兄さん!?』
バドがシドを見つめて呟いた言葉に、シドは驚愕した。
『・・・やっぱり、シドは俺が貰う!・・・いいだろ、ジーク?』
と、バドの振り向いた方を見てみると、そこにはいつのまにかジークフリートもいた。
『・・・ジーク?いつのまに・・・・?』
疑問符を浮かべるシドを尻目に、ジークフリートはバドに向かって言い放っていた。
『そうはいかない!シドは私のものだ!お前になどやるものか!!』
だが、バドも大人しく引き下がるタマじゃない。
『そうは言ってもよ、シドは俺のたった1人の可愛い弟なんだ、返してもらうぜ!』
と、シドの腕を取って、自分の方に引き寄せるバド。
それを見て、ジークフリートも黙ってはいない。
『だめだ。シドは渡さん!』
バドからシドを奪い返そうと、負けじとシドのもう片方の腕を引っ張る。
シドは、バドとジークフリート、両方からそれぞれ腕を引っ張られるような状況になってしまった。
これはさすがに痛い!
「い、痛い痛いですよ〜、離してください!!」
どちらにいうでもなくシドが抗議すると・・・・
途端、2人から同時に腕を離され、シドはその反動でか床に倒れふしてしまった。
「大丈夫か?シド!」
「ちくしょう、誰がこんなひどいことを!?」
「あんたらでしょう!?」
バドとジークフリートが慌てて駆け寄り介抱しながら呟いた言葉に、シドはすかさずツッコミを入れた。
「もう、一体どういうゆもりなんですか2人とも?いきなり現れてはわたしの取り合いをして!」
シドはいつにもなく怒っているようすだった。
「「いや〜、すまんすまん、お前の寝顔があまりにもかわいかったものでな、つい独り占めしたくなっちまったんだよな」
バドが頭をかきかき照れくさそうに笑った。
「そうさ、だがシドはわたしのものなんでな、バドには渡せないと思ったんだ」
ジークフリートも申し訳なさそうにシドに告げた。
「で、シド、俺とジークとどっちを取るんだ?」
「・・・え??」
突然バドが訊いてきた問いに、シドは反応が遅れて聴き返していた。
「いきなりなにを言ってるんですか兄さん?」
「なにって、決まってんだろ?、お前が俺かジークのどっちが好きなのかを訊いてるのさ」
「そっ、そんなこと・・・・・」
さすがに口ごもるシド。
そりゃ、シドにとってはバドもジークフリートもどちらも好きだし、大切な人には違いない。
そのどちらか一方だけを決めろといわれればさすがに言葉も詰まるだろう。
「うーん、わたしにとっては2人とも大切な人です。どちらか一方に決めることはできません」
シドは悩んだ末、そう結論つけた。
ジークフリードとバドも、
シドは、後ろからはジークフリートに、前からはバドに攻められ、かなりヤバかった。
ジークフリートが後ろからシドに突っ込み、激しく突いてくる。
バドが、シドの口に自分のモノを突っ込んで舐めさせる。
『おら、シドどうした?口で俺をイカせてくれるんだろ?』
バドに叱られ、シドは彼のモノを口と舌で丁寧にご奉仕したが、バドはそれでもまだ満足していないようだ。
『もっと、テクニックを生かせよ!?』
『・・あ・・・・うう・・・・』
そうこうしてる内にも、後ろからはジークフリートがシドの腰を掴み、激しく強く突いてくる。
その衝撃で、思わずバドのモノに歯を立ててしまったが・・・
途端、バドは満足したように短くうめいた。
『・・・くっ!?・・・そうだ、その調子だ、シド』
どうやらバドは、歯を立てられる方が感じるようだ。
バドに褒められ嬉しいシドは、さらに頑張ってバドにご奉仕した。
『そう・・・イイぞ!シド』
(兄さん・・・・)
バドがうっとり目を細めて感じてる様子に、シドも満足した。
|
あとがき
これって、シド総受けじゃん!?
ミーメ、ジーク、と来て、お次はバドにまでヤラれるシド。
しかも、バドとジークの兄貴2人に3Pされるシド。
うーん、萌えます!!(変態) |
しばらく休んで、またバドはなんのなく起き上がると、ベットから抜け出して、そして・・・
てっきり服を着用して帰ってしまうのかと思ったが、彼はそのままシャワーを浴びて |
パール・ハーバー・アスガルド
バドとミーメは恋人同士。
ある日、死地に赴くことになった、バド。(死地ってどこだよ!?)
1人取り残された傷心のミーメを、優しく慰めるバドの弟シド。(またかよ!?)
ミーメはバドのいない寂しさの為、ついシドと一線を越えてしまう・・・
そして、無事帰ってきたバド。
だが、
「・・・シド。俺のいない間、俺のミーメに手を出したな?」
「兄さん・・・俺を疑っているのですか?」
バドとシド。2人の間に修羅場が勃発する。
それから、シドの子を身ごもったミーメ。
シドは、バドを庇い、死。
バドは、ミーメと、シドの子を実の子のように可愛がる。 |
『・・・・兄さん』
『シドか・・・何の用だ?』
『ミーメのことで、話があります』
『ミーメ・・・・?お前には関係のないことだろう?』
『いえ・・・ミーメをあまりいじめないください』 |
| たった1度の過ちが |
教皇の間にいるサガの元に、突如シャカが訪ねてきた。
『サガよ・・』
『シャカか?なにか用か?』
『』 |
月光夜曲
『・・・・ミーメ?』
ポロン・・・
ここはいつもの湖畔。
この夜はなぜか眠れずに、バドはこの湖畔へと来ていたが、そこで竪琴を奏でているミーメを見つけた。
だがミーメの方は、まだバドには気付いていないようだ。
バドはしばらく無言でミーメを見ていた。
月光に照らされた蒼白い横顔は実に美しい。
長い睫毛が伏せているのは、目を閉じているからだろうか。
バドはミーメにそっと近づき、背後からふわっと抱き締めた。 |
| バドのストーカー、シドの日常 |
『アルベルってホントかわいいなv』
『ああ!?いきなりナニ言ってやがる、クソ虫が!?』
『僕は思ったままを言っただけだよ』 |
兄さん、あなたはいつも、なにを見ているのですか?
どこを見ているのですか?
あなたの瞳には、俺は映らないのですか?
ああ、兄さん!
あなたを俺だけのものにできたら、どんなにかいいか。
俺はいつでも夢に見ているのですよ。
あなたに抱かれてる夢を。
あなたは、とても激しくて、強くて、
それでいて、優しくて、甘くて、
兄さん、あなたは俺の全てです。
あなたのいない世界など考えられない。
俺の全てはあなたのものです。
どうか、俺だけを見てください。
俺だけを愛してください。
俺だけのことを
|
シドよ、お前はいつもバドばかりを追いかけているのだな?
だが、それでも私はかまわない。と言えば嘘になるな。
正直、お前に見て欲しい。
バドではなく、私を見て欲しい。
お前の瞳に映る、私を見せてくれ。
シドよ、そんなにもお前は、バドがいいのか?
|
バド、知ってる?
私はいつでも、君のことを見てるんだよ。
君は気付かないかもしれないけれど。
|
『記憶喪失ー!?』
皆の声がハモった。
『ええ、そのせいでお姉さまは、ショックのあまり寝込んでしまわれましたの・・・・』
フレアは神闘士たちを見渡して、溜息をついた。
『一体誰が記憶喪失なのですか?』 |
ある朝、目覚めると、彼は子犬になっていた。
フワフワの黄色いウェーブヘアーの垂れた長い耳。
|
『ジークフリート、実は・・・・』
シドは、自分がジークフリートの子を宿したことを、彼に言おうと決心したが、やはりどうしても言えない。
『どうしたんだ、シド?』
『いや、なんでもない・・・』 |
ここはアルベリッヒの部屋。
そこでは、なぜかミーメが遊びに来ていた。
『・・・アルベリッヒ、実は君に頼みがあるんだが・・・いいだろうか?』
『なんだよ、改まって・・・?』
『それが・・・バドのことなんだが・・・』
『やっぱりあいつのことか・・・それで?』
『うん・・・バドは、本当に私のことを愛しているのかどうか、分からなくなったんだ・・・』
『なに言ってんだよ、お前らは好き合っているんだろ!?』
『私はそのつもりなんだけど・・・・正直、バドの心が分からないんだ・・・』
『バドの心ねえ・・・・・、もともとあいつは、なに考えてるのかよく分からないからな・・・・』
『・・・ねえ、アルベリッヒ。私の悩み、聞いてくれるよね?』
『聞いてやってもいいけどさ・・・・・1つ、条件がある』
『・・・なに?』
アルベリッヒは、ミーメになにやら耳打ちした。
『な?、面白そうだろ?』
『うーん、確かに・・・』
そして、その夜・・・・
ミーメはバドの部屋に来ていた。
「突然どうしたんだよ?、ミーメ?」
ミーメは俯いていたが、やおら顔をあげるといきなり聴いてきた。
「なあ、バド・・・お前、俺のこと好きか?」
「・・・・・・は?」
バドは我が耳を疑った。
「ま、まて、ミーメ。お前、ミーメか・・・?」
本を読んでるアルベリッヒに、しきりにミーメは聞いていた。
『』 |
ここはアスガルドにある高級ホストクラブ。
そこでは8人のイケ面ホスト達があなたを接待してくれます。
あなたは誰をご指名なさいますか?
ナンバーワンホスト ジークフリート
気品漂う シド
ワイルドな バド
無邪気な フェンリル
落ち着いた トール
妖しい魅力 ミーメ
一途な ハーゲン
危険な香り アルベリッヒ
ジークフリート、1名さま、ご指名です!
『ようこそ、クラブ、アスガルドへ。ご指名、ありがとうございます!私がここのナンバーワンホスト、ドウベのジークフリートでございます。今宵、あなたのお相手をさせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。』
|
| シド→ジーク |
ジークフリートとシドも、一つ毛布に包まって、暖炉の前に座っていた。
『寒くないか、シド?』
『ああ、暖かいよ・・・ジークフリート』
シドはジークフリートに寄り添って、ウルウル見つめてくる。
そんなシドの熱い視線にドキドキするジークフリート。
『ど、どうしたんだ、シド?』
『ジークフリート・・・・』
シドはジークフリートをじっと見つめて、目を閉じた。
まるでキスをせがむ様に・・・
『シ・・シド・・・!?』
突然のシドの行動に戸惑うジークフリート。
だが、ここでなにもしないのは男が廃る!
ジークフリートはシドにそっとキスした。
軽く唇が触れる程度の。
『』 |
ここはホテルの一室。
そこでは・・・・
窓辺に寄り添い、外を眺めているミーメに、シドがそっと肩を抱いて |
一方、バドは・・・
(くっ、このままこの姉妹に食べられてたまるか!!)
バドは姉妹の魔の手から脱走していた。
『あ、お待ちなさい、バド!』
脱兎の如く、逃げるバドを、姉妹は見失ってしまった。
『もう、バドったら・・・なにも逃げることないですのに・・・』
『どうします、お姉さま?』
『そうねえ〜?』
姉妹もまた、バドをどうするか悩んでいた。
バドは逃げた。
あの姉妹に捕まったら、なにをされるか分からない。
(なんか俺、いつも逃げてるような気がするが・・・)
とにかく今は、誰にも会わないように逃げるのみ!
(ったく、散々なクリスマスだな・・・!)
聖夜くらいは、静かに過ごしたいものだ。
バドは眼前に迫る大きな森の中に逃げ込んだ。
と、足元になにかいる。
それは狼だった。
しかも、そこら中に。
(なんか、この展開、前にもなかったか・・・・?)
それはデジャブか、現実か?
瞬く間に、狼に囲まれるバド。
|
赤と黒
ブラッド アンド ワイン |
いや、おかしいぞ?ジークの様子を見に行く
『』
バドは心配になって、ジークフリートの様子を見に部屋へ戻ると。
いきなり、背後から抱き締められた。
『なっ!? ジーク、いたのか?』
だが、返ってきた声は別人のものだった。
『フッ、私がみすみすお前を逃がすと思うか?』
『・・・・バド、ベットへ行くか?』
ジークフリートがいきなり聞いてきた。
確かに、このままイクには風呂場は狭すぎる。
だが、
バドは首を横に振った。
『いい。ここでいいから・・・・』
いつにもなく、色っぽい表情のバドに、
ジークフリートもつい興奮してしまう。
シドとはまた違う妖しい色気があるバド。
ジークフリートは、バドを浴槽のバスタブの上に座らせると、ちょうどジークフリートの腰のあたりに、バドの股間がくる高さだ。
そしてそのまま、グッとバドの足の間に身体を入れて、彼を持ち上げるように抱え上げる。
まるで子供をだっこする父親の様な格好だ。
それにしては、子供がでかすぎるが。
そのままバドの中にジークフリートが入ってくる。
立ったままの格好でヤルのはさすがにキツイが、それでも萌えるものがある。
『・・・ああ・・・・いいだろう』
バドも承諾した。
すでに体の昂ぶりは、収まらないところまできているのだ。
このまま我慢することはできない。
この際、ヤッてしまうしかない!
そして2人はベットへ・・・・
バドをベットに横たえて、ジークフリートは彼の上にのしかかる。
『・・・・どうして欲しいんだ、バド?』
ジークフリートはバドに囁いた。
今やすっかりジークフリートは素面に戻っているようだ。
口調もいつも通りに戻っている。
あれは、バドをオトすための芝居だったのだろうか?
『ジークの好きにしてくれて構わない・・・・』
いつにもないバドの色っぽい表情に、途端ゾクゾクくるジークフリート。
普段の勝気な彼からは想像もつかない程色っぽい。
こんな表情もするんだな・・・と改めてジークフリートは思った。
『・・・では、好きにさせてもらうぞ!』
バドは天井の鏡で、自分の乱れる姿が見えることに、変な興奮を覚えた。
ギシギシやけにベットが軋む。
しょせん安宿だ。
|
背後から抱き締めるというシチュエーションが好きみたいです。
正面から抱き締められるよりも萌えます。
|