ブランキーvsグラスランド組&一二小隊&腐れ縁
ブランキーVSオールスターズ

VSグラスランド組(もう「例」ではないので「EX.」は止めます)

ルシア「軍曹、ヒューゴは?」
軍曹「また遠乗りに行ってる。ただそろそろ帰って来るだろ。」
ルシア「そう。」
軍曹「何だ、何かあるのか?」
ルシア「ああ。今日は客人が来る事になっててな。」
軍曹「ゼクセンの連中か?」
ルシア「何だ、知ってるのか。」
軍曹「ああ、ビッチャムから聞いた。」
ルシア「なら話が早いな。来るのはサロメとロランだ。」
軍曹「またティントとの係争か。」
ルシア「ああ。ただ珍しく梃子摺っているようでな。援軍を求めてきてるんだ。」
軍曹「そうか。で、どうするつもりだ?」
ルシア「それは私が決める事じゃない。」
軍曹「・・・あいつに任せるのか。」
ルシア「族長と炎の英雄、どちらが決めねばならぬかは分かるだろう。」
軍曹「そうだな・・・。それに、あいつも適正な判断が出来るようにはなったからな。」
ルシア「そういう事さ。」

(ヒューゴ、帰還)

ヒューゴ「ただいま。」
軍曹「おう、戻ったか。」
ヒューゴ「サロメさんとロランさんは?」
軍曹「そろそろ来る頃だ・・・お、来たな。」

(サロメ、ロラン到着)

サロメ「ヒューゴ殿、ルシア殿、デュパ殿、お久しぶりです。」
ルシア「久しぶり。要件はクリスから聞いてるよ。」
ロラン「では本題に入りましょう。どうやら今回ティント軍を率いているのはグスタフ大統領でも、リリィ殿でもないようです。」
ヒューゴ「じゃあ、誰が?」
サロメ「いや、それ以前にもっと重要な事があります。どうもグスタフ殿もリリィ殿もこの事を知らないようです。」
デュパ「つまり、奴らが勝手にティント軍を語っていると。」
サロメ「はい。先の戦の『破壊者』ではありませんが、気になります。」
ルシア「確かに・・・。」
ヒューゴ「でも、グスタフって人もリリィさんも、もう何らかの行動はしてるんじゃないの?」
ロラン「普通ならそう考えます。しかし・・・動けない理由があるようです。」
ヒューゴ「理由?」
ロラン「はい。ですが現在詳しい理由を探らせている為、まだ分かりません。とにかく、グスタフ殿、リリィ殿は戦場にはいない、という事になります。」
サロメ「そこで騎士団長からの手紙に繋がります。」
ヒューゴ「南下してティントへ探りを入れて欲しい、と。」
サロメ「はい。そして出来れば一部隊をお貸し頂ければと。」
デュパ「ふむ・・・。」
ヒューゴ「俺達はいいよ。」
デュパ「貴殿らが出すのであれば、我らも一部隊派遣しよう。」
サロメ「有難い。」

(外)

ブランキー「何か真面目な話してるな・・・。」
メル「邪魔しちゃ駄目ね。・・・でも道が分からない・・・。」
ビッチャム「どうした、客人・・・ん、あんたは確か・・・。」
メル「え、あ、おじさん確かあの時の・・・。」
ビッチャム「ビッチャムだ。ようこそカラヤクランへ、メル殿。」

(メル、用件を話す)

ビッチャム「かくかくしかじか・・・。故にマチルダからのルートをお勧めする。カレリア方面からハイランドへ行くのも良かろう。」
メル「有難う御座いました。」
ビッチャム「うむ、気をつけて行かれるが良い。」

(メル、マチルダ方面へ)



VS十二小隊&腐れ縁

エース「大将。」
ゲド「何だ。」
エース「俺達の今回の任務は、デュナン国の経済状況の調査ですよね。」
ゲド「そうだ。不満か?」
エース「いや、不満じゃないんですが疑問がありましてね・・・。何でメルがいるんですか?」
ゲド「俺は知らん。」
メル「お久しぶりです。」
ジャック「何か、気付いたら・・・勝手についてきてた。」
クイーン「つまり、誰も知らないうちにいつの間にか合流してた、と。なかなかやるじゃない。」
ブランキー「げへへへへ!口だけは達者だな!」
クイーン「人が褒めてるってのに、貶して返すとはね。もう一回その減らず口が動かないようにしてやろうか?」
メル「ごめんなさい、この子、本当に口が悪くて。ブランキー、謝りなさい!」
ブランキー「げへへへへ!やなこった!」
アイラ「お前こそ、相変わらず口が悪いな。」
ブランキー「・・・げへへへへ、随分反応が遅いな。」
アイラ「ソーダ飲みたいな。」
ブランキー「人の話を聞けよ。この馬鹿娘。」
アイラ「口の中で泡がしゅわわって・・・。」
ブランキー「げへへへへ!話も理解出来ない馬鹿だったとはな!」
クイーン「完全無視なのか、それとも聞いてないだけなのか・・・。アイラ。」
アイラ「ソーダ・・・え、あ、何?」
クイーン「聞いてなかっただけか・・・。ロックアックスに着いたらソーダ飲みたい?」
アイラ「え、飲ませてくれるの?」
クイーン「ああ、いいよ。その代わり条件がある。あの口の悪い人形を始末してくれないか?」

(アイラ、弓を構える)

ブランキー「げへへへへ!ソーダ一つで動くとは、まだまだガキだな!」
アイラ「な、ガキ!?カラヤの戦士に向かってガキとは何だ!」
クイーン「人のこと散々言ってくれたねぇ。礼をしないとね。」

(クイーン、剣を抜く)

メル「え、ええええ?ブランキー!あんたが失礼な事ばっかり言うから!そんな悪い子は・・・。」

(メル、逃走しながらいつものアレ)

メル「こうだよ!?こうだよ!?」
ブランキー「いててて!俺様が悪かった!だから止めてくれ!」
クイーン「待て!」
アイラ「逃がさないよ!」
メル「こうだよ!?こうだよ!?」

(以下エンドレス・・・。そしてロックアックスへ)

ブランキー「ひ、酷い目に遭った・・・。」
メル「はぁはぁ・・・あんたのせいでしょうが!」
???「おい、お前大丈夫か?」
メル「え?あ、ちょっと疲れちゃって・・・。」
???「そりゃあんだけ凄い形相で走れば疲れるよなぁ、フリック。」
フリック「全くだ。」
ビクトール「しかし此処に来るのも久しぶりだな。」
フリック「今の騎士団長はマイクロトフらしいな。カミューは相変わらず赤騎士団長のようだが。」
メル「あ、あの・・・。」
ビクトール「ああ、すまんな。そんなに疲れてるなら早く休んだ方がいいぞ。」
メル「あ、はい。有難う御座います。」
ブランキー「げへへへへ!あんた、クマみたいだな!」
ビクトール「はっはっは、よく言われるぜ。」
ブランキー「そっちのヤサ男は・・・。」
フリック「誰がヤサ男だって?」
メル「ごめんなさい!本当にこの子口が悪くて・・・。」
ブランキー「男二人でどうしたんだ?そっちの男の傷心旅行か?」
フリック「・・・。」
ビクトール「怒るな、フリック。ま、俺達はあてもなくブラブラしてるだけだがな。」
フリック「しかしビクトール・・・。」
ブランキー「おいメル、ビクトールとフリックって言ったら『帝国の愛』と『決戦ネクロード』に出てくる奴じゃねえのか?」
メル「そういえば、裏話でオデッサがどうのこうの、ディジーがどうのこうのって聞いた事がある・・・。」
ビクトール&フリック「・・・。」
ブランキー「お、何か顔色が変わったぜ。さては昔の恋人の名前か?げへへへへ!振られたんだな!」
フリック「オデッサは・・・殺された。」
ビクトール「ディジーもな・・・。」
ブランキー「げへへへ・・・へ?」
フリック「貴様、オデッサを侮辱したその罪、我が剣オデッサにて償わせてくれる!」
ブランキー「剣にそんな名前付けてるとは、よっぽどだな!ストーカーじゃねえんだぞ、げへへへへ!」
フリック「俺の村の風習だ!覚悟!」
メル「謝りなさい!ブランキー!」
ブランキー「やなこった!」
メル「そんな悪い子は・・・。」

(以下例の漫才)

ビクトール「フリック、もう止めとけ・・・。あんなコントをやる奴を斬って何の得になる。」
メル「こうだよ!?こうだよ!?」
ブランキー「いててて!俺様が、俺様が悪かった!だから止めてくれ!」
フリック&ビクトール「・・・。」


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